2018年05月
2018年05月22日
振り回されないように。
少し前、いつも見てるブログでLINEについての記事があったので、自分も長年感じていたことを書こうと思う。
LINEというツールが生まれて、どれだけの月日が経ったんだろう。
もはやこういうチャットツールでやり取りをするのが当たり前になって、メールでのやり取りは極めて減った。
これは人間関係やコミュニケーションにも少なからず影響を与えていると思う。
メールではやり取りしたくない相手に対して、メールが届かないようにメアドを変えたり送信できない形をとる必要があった。これはされる側にすれば直接的なダメージがあった。だからまだ、嫌なことは嫌だとはっきり伝えるコミュニケーションがそれなりにあったのではないかと思う。
LINEの楽なところは、簡単にブロックが出来てしまうところ。
部屋を退出する、という手段もあるけど、相手に気付かれないようにブロックして受信しないという手段がある。
まあずっと既読がつかないのだから、いずれは気付いて傷付くことはあるにせよ、メアドが存在しないとエラーメールが届くよりは大分間接的なダメージだろう。
これが出来るから、本心は見せずに嫌になったらブロックするという形にコミュニケーションが変わっていっているように思う。
というか、自分自身もそういう風に変わって嫌な相手をブロックしている節がある。
危険だ。そんなことをして知らず知らずのうちに振り回されていると、本心を見せるのがどんどん下手になる。それを実感してる。
チャット自体は素晴らしい文化だ。しかしその脆さと繋がりの浅さを 自覚していないと、アホみたいにコミュニケーションが下手になる危険も孕んでいる。流行りに疎い自分は最近ようやくそれに気付いたので、手遅れかもしれないけど付き合い方を改めようと思う。
2018年05月21日
2018年05月20日
人生の終わり。
超大御所歌手が亡くなり、世間は悲しみの声をあげている。
確かにまだ若いじゃないか、早すぎるだろと言ってしまうのも無理のないような年齢だった。
しかし、彼に限らず我々は少しずつ死に向かって歩き続けている。
もしかしたら自分は1年後にこの世にいないかもしれない。それは半年後、極端なことを言えば明日という可能性だってある。
彼にとっての最後の日が、早すぎる数日前だったのだ。
先月仕事を辞める時、「田中さんはずっといるもんだと思ってました」と多くの人に言われた。
職場においては、長く勤めれば勤めるほど、「この人はずっといる」と思われるもので、人生とは逆だ。
しかし、それはあくまで錯覚で、やはり誰しもその職場を辞める日に向けて歩き続けているものなのだ。
俺にとっては、その日が先月だったというだけの話。
職場だけではなく、人付き合いにおいてもいずれ別れる日に向けて歩き続けているもので、そう考えると何とも虚しい気持ちになる。
だがそれは紛れもない事実で、だからこそ悔いのない日々を送らなければならないのだな、といつか迎える人生の終わりを見据えた上で強く思った。